活動報告

 

 
 2014年1月28日:境港市議会議員予定候補者への公開質問状とその回答

 2月に行われる、境港市市議選で予定候補者(18人)に 原発に関しての公開質問状を送りました。
●<質問事項 問1~問8>
問 1.今回安全審査が申請された島根原発2号機の再稼働に賛成ですか、反対で すか。
① 賛成 ② 条件付で賛成 ③ 反対
※① または ③ と答えた方は[その理由] 
② と答えた方は[どのような条件]かをご記入下さい。

問 2.ほぼ建設は終えている島根原発3号機の新規稼働に賛成ですか、反対です か。
① 賛成 ② 条件付で賛成 ③ 反対※① または ③ と答えた方は[その理由] 
② と答えた方は[どのような条件]かをご記入下さい。

問 3.再稼働(新規稼働)について境港市として可否を判断する際、市民の判断を確認し、反映することが必要であると思いますか。
① 思う ② 思わない※ ① と回答された方
[市民の意見を反映させる方法としてどういったものが考えられますか]
※ ② と回答された方
[その理由]         をご記入下さい。

問 4.再稼働(新規稼働)について境港市として可否を判断する際、市民の判断を直接確認するために住民投票をすることに関して、賛成ですか反対ですか。
① 賛成 ② 反対
※[その理由]をご記入下さい。

問 5.現在境港市が結んでいる中国電力との安全協定は、「増設時など計画の事前了解の権限がない」など、立地自治体(島根県、松江市)が結んでいるものとは内容が異なります。 今後、どのようにすべきだと思いますか。
① 立地自治体と同様なものにすべき ② 現在のままでよい

問 6.現在境港市が策定している、「広域住民避難計画」「地域防災計画(原子力災害対策編)」は、島根原発が事故を起こした場合、有効に機能すると思いますか。
① 機能する ② 機能しない
※[その理由]をご記入下さい。

問 7.原発を稼働する場合、①周辺住民の避難計画、②運転の結果生み出される使用済み核燃料について、中国電力は、役割分担として、①については「各自治体が策定するもの」、②については「国が責任を持って対処するもの」との見解を示しています。
このことに関してどのように思われますか。

問 8.昨年12月に国は、エネルギー基本計画素案を示し、その中で前政権の「原発ゼロ目標」を撤回し、原発を「重要なベース電源」と位置づけ、「原発再稼働推進」を明記しています。 
このことに関してどのように思われますか。

<実施してみての感想>
 市議選は何を判断基準にして投票されますか。
 原発問題を判断材料にしたいけど、全議員さんがどう考えてるか知りたい。何か データ無いの?
 そういう市民の方がきっといると思って、公開質問状を作りました。
 けれど、帰ってきた答えはたったの4通。この結果をどう考えたらいいのでしょう。
 「知らない人から送られてきたものには回答しない」という声も複数聞かれまし た。私どもの知名度の低さの招いた結果と言えるでしょう。また、質問 状を郵 送ではなく、直接届けることで結果は違っていたかもしれないとも考えます。
 そういうこちらの至らなさは多々あるでしょうけど、それにしたって、4通とい うのは少なすぎですよねえ。この時期、原発問題を争点化したくないと いう戦 略。原発問題に対する自らの考えをはっきり伝える真摯さより、ある特定の政党 にアンケート結果を利用されるのではないかというおそれが、勝ってしまう。
 ただ、関心がない。勉強もしてない。そんな疑念が出てこざるを得ません。
 世論調査では原発再稼働反対の人が賛成の人の倍のパーセンテージを占めています。境港ではどうなのか。民意をしりたい。その民意を、反映してくれ る議員であってほしい。
 そういう思いからの「公開質問状」なのでした。

<回答内容>
 (問1~問3):ここをクリックすると拡大表示します。ダウンロードもできます。
境港市議会議員予定候補者への公開質問状回答01

 (問4~問8):ここをクリックすると拡大表示します。ダウンロードもできます。
境港市議会議員予定候補者への公開質問状回答02

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