その他、様々な動き
 
 島根原発からの風船上げ報告(2014年8月11日)

風船上げ「夏休み風の調査隊」調査報告!!
・ 2014年8月11日 (月) 台風11号が去った翌日

● 風船を上げた場所/松江市鹿島町片句462-4
・ 13時30分~15時
・ 風船の数…300個             
● 風船を拾った報告1ヶ所
・ 富山県下新川郡入善町舟見
・ 拾った人の声
 8月13日 午前5時30分。 こちらは、富山県下新川郡入善町 舟見というところすぐ近くに関西 電力の黒四ダムがあり、富山県で 新潟に近いところです。
 家族農業でお米を作っており、朝水の管理に出た父が田んぼに落ちていたのを拾いました。前日夕方に水の管理に行った時はなかったそうなので、12日深夜から13日早朝にかけて飛来したと思います。
 北陸地方では福井にも原発があり、そこばかり気にしていましたが、たった1日はんから二日ほどで島根からの風がここ富山県のましてやもう少し行けば新潟に近い場所に届
くのですね。ここ富山県は大きな災害に見舞われることも なく普段のニュースも どこかしら対岸の火事のように受
け取っている自分がいます。
 これをきっかけに考えてみたり家族と話したり、また、何 か小さな事でもできることがあればと思います。

                <上記ファイル、拡大表示・ダウンロードできます

 

 島根原発からの風船上げ報告(2012年、2013年)

風船上げ2011年3月11日午後2時46分、東日本大震災が発生し、福島原発事故が起きました。
私たちは島根原発(島根県松江市鹿島町)から30㎞圏内に住んでいます。
もし島根原発が福島原発のような事故を起こした場合、放射能がどのように拡散するのか、島根原発の近くからヘリウムガス入り風船を4回飛ばし、風の調査を行いました。

風船を上げた場所>   島根県松江市鹿島町片句
<1回の風船の数>    200個
<上げた時間>      午前10時~11時
 <風船の飛ぶ時間>    6時間~8時間
<風船の種類>      3月 エコ風船
              6月、9月、12月 ゴム風船
<風船にカード>     風船を上げた日時と連絡先を書いたカードをつける
<実施団体>       米子市女性団体連絡協議会  
                会長  加藤 洋子
                  683-0017 鳥取県米子市宗像455-22
                  電話090-5378-0389 Fax 0859-26-4787
                             (所属団体)
                    ・米子市生活学校連絡協議会
                   ・男女共同参画推進会議米子
                   ・米子市連合婦人会
                   ・米子市食生活改善推進員会
                   ・コミュニティーネット山陰
<実施報告>
風船上げ上げ報告

                <上記ファイル、拡大表示・ダウンロードできます

<今後の活動>
 風船を拾ったと報告があったのは、全て島根原発から東の方向でした。
今回の調査から、島根原発で原発事故が起きれば、その日の気象条件(天候、風向、風速)によって石川県、愛知県へも放射能が拡散するということが分かりました。
そして、どの地域がホットスポットになるかは、予測できません。
島根原発から30㎞圏内に住む私たちは、島根原発事故は他人事ではなく、自分事として考え続けるために、また東日本大震災ならびに福島原発事故を人々の記憶から風化させないために、「はる・なつ・あき・ふゆ 島根原発から風船飛ばそう!」への賛同者を募集し、今後も続けます。
ご協力よろしくお願いします。
  <1口 500円> 振込料のご負担をお願いします。
  ●郵便局から振込む場合
    口座記号番号 01380-3-52063

  ●銀行から振込む場合 
    ゆうちょ銀行  一三九店
    当座預金番号 0052063

  加入者名は両方とも 米子市女性団体連絡協議会

<米子市長に申し入れをしました> 申し入れ内容はここをクリック

<記者クラブで記者会見をしました> 記者会見概要はここをクリック




 土井淑平氏・小出裕章氏の講演動画

 2011年12月3日に、鳥取市米子市で開かれた日教組中国地区協議会青年部主催での講演会です。
  土井淑平氏「人形峠から見た福島原発事故」(36分)
  小出裕章氏「『原子力』が象徴する世界とそれへの抵抗」(95分)
以下講演会の動画を紹介します



土井淑平氏の講演時の資料は、ダウンロードできます。

 

 土井淑平氏の講演動画

 2011年12月11日に、島根県松江市で開かれた「すべての原発いますぐなくそう!全国会議山陰」主催での講演会です。
土井淑平氏 「〝妄想〟の楼閣としての原子力発電」(93分)
以下講演会の動画を紹介します



土井淑平氏の講演時の資料は、ダウンロードできます。

 

 鳥取県保険医協会の要請書

 2011年7月21日に、鳥取県保険医協会が以下のような 決議を上げ、中国電力社長と内閣総理大臣あてに要請書を送付しています。

島根原発運転停止と日本の脱原発を求める

東北大震災に伴い発生した東京電力福島第一原子力発電所(以下、福島原発)の事故は、現在ようやく収束の目途が見えたものの、放射線による被害は拡大を続けている。その事故原因については当初、14m以上の大津波による電源喪失で炉心の冷却ができなくなった結果と説明されていたが、1号機から4号機のいずれかでは、津波の前の地震動によって配管の破断や圧力抑制室の破損など、重大事故につながった損傷が生じた可能性が指摘されている。
全国で唯一、県庁所在地に原発を抱えている島根県では、中国電力島根原子力発電所(以下島根原発)直近に宍道湖活断層が存在し、巨大地震を引き起こす可能性が指摘されている。昨年は同原発1、2号機で、機器の点検漏れが511件も発覚し杜撰な安全管理の実態を露呈した。1号機は1974年運転開始の全国で6番目に古く福島と同型で、現在点検による運転停止中である。また、2号機は活断層が発見される前の建設・運転開始であるが、中国電力は活断層が発見された現在も3号機の建設を計画している。この安全軽視の島根原発に対しては、現在「運転差し止め訴訟」が起こされている。
安全に「絶対」はない。ましてや活断層の上に立地する同原発は、簡単に「想定」を超えることが予想される。いったん事故が起これば20キロ圏内の境港市をはじめ、風下の鳥取県全域は「避難地域」に指定される位置にある。
福島原発の事故は、苛酷な原発事故が一度起きてしまえば、どのような惨状が現出し、それへの対処がいかに困難であるかを如実に示している。当協会は県民の健康と命に責任を負う医師・歯科医師の団体として、中国電力並びに国に対して下記事項を要請するものである。

一、島根原発1号機の運転停止を継続し,2号機を即時運転停止すること。 また3号機の建設を中止すること
一、日本のエネルギー政策を見直し、早急に脱原発を実現すること


2011年7月31日
鳥取県保険医協会
第30回定時総会

 
 
 
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